自営業は自粛で客が来ず… 3割強が「新型コロナで収入が減少」
新型コロナウイルスは、経済に大きな打撃を与えている。給料が減り、大きな痛手を負った人もいるようだ。
■新卒で入社したのに
新卒で入社したが、一度も出勤できずにいる人も。
「今年から新卒として入社したのに、4月からずっと自宅待機になっていた。まったく働かないままに初任給をもらったけれど、『これでいいのかな?』と不安になったほど。
働かずにお金がもらえてラッキーだと思う気持ちがある反面、給料がもらえずに困っている人のことを思うと申し訳ない気持ちになる」(20代・女性)
■非正規雇用には厳しい状況
非正規雇用の人たちの中には、厳しい状況に置かれた人も多いようだ。
「私は契約社員なので、出勤が減れば給料も少なくなってしまう。今回の新型コロナの騒動では、出勤人数を減らす措置が取られた。時給で生活する身には、大きな痛手」(30代・女性)
アルバイトをしている学生も、収入がなくなるはめに。
「バイト先が新型コロナの影響で、臨時休業になってしまった。バイトで得られる予定だった収入がすべてなくなってしまったけれど、外で遊ぶこともないのでなんとか乗り切れた感じ」(20代・男性)
これから先は経済を回しながらウイルスと共存する、新しい生活様式が求められるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代有職者の男女827名(有効回答数)