櫻井翔、SNSの本来あるべき姿訴え 「本当その通り」と称賛相次ぐ
『news zero』に出演した嵐の櫻井翔。木村花さんの死を受けて、SNSのあるべき姿を訴えた。
2020/05/26 14:30
嵐の櫻井翔が、26日放送の『news zero』(日本テレビ系)に出演。女子プロレスラー・木村花さんの死を受けて、SNSのあるべき姿を訴えた。
■SNSの誹謗中傷相次ぐ
番組では、恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系・Netflix)に出演していた木村さんの死去について報道。
捜査関係者によると、自宅からは遺書とみられる手書きのメモが見つかっており、そこには自殺をうかがわせる内容や、関係者への感謝がつづられていたという。
また、木村さんには『テラスハウス』で一緒に暮らすメンバーとの出来事がきっかけで、SNSに数多くの誹謗中傷が寄せられていたこともわかっている。
■櫻井が考えるSNSのあるべき姿
SNSによる誹謗中傷は世界中で深刻な問題とされており、国によっては明確に犯罪として対処される場合もあることを放送。
今回の件を受けて、櫻井は「ネットの掲示板とかに比べて、SNSは本人にダイレクトに伝えられてしまいますよね」と、実生活では自分が口にしたことや言われたことがないような言葉まで目にする機会があるとコメント。
さらに「書き込む前に相手がどれくらい傷つくのかっていうのをもう一度立ち止まって考えてもらいたいと思いますし、SNSって本来もっと温かいツールであるべきだと思います」とSNSのあるべき姿を訴えた。
■昨年には嵐もSNSを解禁
櫻井の意見には、有働由美子アナウンサーも賛同。ネット上でも「本当その通りだよね」「私もSNSの使い方をまた改めて考えようと思う」「言葉が胸に響く」と称賛の声が相次いで寄せられた。
また、櫻井が所属する嵐も昨年からSNSを解禁していることから、櫻井が発する言葉の説得力や重みを感じる人も多い。
■1割以上が悪口を書き込んだ経験あり
世界中の人とつながりを持つことができるSNS。メリットが多い一方で、今回のような悲しいニュースを生むきっかけにもなってしまう。
ちなみに、しらべぇ編集部が、全国10〜60代のSNSユーザー男女895名を対象に調査したところ、全体の16.5%が「SNSに悪口を書き込んだことがある」と回答している。
木村さんの死を受けて、多くの著名人が誹謗中傷に対する意見を発信している。櫻井が言う「温かいツール」として利用するためにも、改めて考え直す必要があるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1,732名 (有効回答数)