育児に疲れて? 子供を殺し「誘拐された」と嘘をついた母親を逮捕
障害のある息子を育てていた女が、息子を殺害。逮捕された女は「息子もこのほうが幸せ」などと話しているという。
■監視カメラの映像が決め手に
その後、運河で息絶えているアレハンドロ君が発見された。
そこで、警察は付近に設置されている監視カメラの映像を確認。リプリー容疑者が最初に殺害を試みた現場のカメラに決定的な映像が残っていたこと、また目撃者の話も聞けたことから「母親の犯行である可能性が高い」と判断。
息子を突き落とす映像があったことから本人もウソを認め、「私がやりました」と犯行を認めたという。
■母親の言い分
一度目は救出されたにもかかわらず、話ができないために「ママに突き落とされた」と誰にも伝えることができなかったアレハンドロ君。怖い思いをした幼い息子を見てもリプリー容疑者の殺意は揺るがず、再度アレハンドロ君を運河に突き落とし殺したとみられている。
「(死んだことで)あの子はこれまでよりもマシな場所に行けるんですよ」などと捜査員に話している容疑者は、なぜそれほど強い殺意をいだき実行に移したのか。子殺しに走った容疑者の殺害動機と今後に注目が集まっている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)