ずさんな豊尻手術で人気インスタモデルが悲鳴 「4ヶ月イスに座れない」
ウェブで紹介されている執刀実績、施術数、レビュー。海外には、そうしたものを100パーセント信用してはならない美容整形クリニックがたくさんあるようだ。
男性はじつは大きなヒップが好きなのか。海外にはキム・カーダシアン、ジェニファー・ロペスほかヒップが最大の魅力などと称えられているセレブがたくさんおり、あのマドンナも豊尻手術が噂に。だが「エセ美容整形外科医」にはくれぐれも注意が必要だ。
■インドで人気のインスタグラマー
インド・ニューデリー在住のシルパ・セティ(Shilpa Sethi)さんは25歳。彼女は豊かな髪と黒々とした瞳に妖艶さが漂う美貌、そしてボンキュッボンなボディラインを武器に人気インスタグラマーとして活躍している。
インドの女性たちを中心に151.7万人ものフォロワーがおり、ソーシャルサービス「OnlyFans」では、高い露出度により毎月数十万円を稼いでいるという。
■下半身に耐えがたい痛み
そんなシルパさんが英国メディア『デイリー・メール』とのインタビューで、最大の魅力と称えられている巨大なヒップについて、5年前に米国で「ブラジリアン・バット・リフト(豊尻手術)」を受けていたことを告白した。
しかし、エセ医師によるずさんな施術のせいで、下半身に耐え難い痛みが続いたとのこと。「4ヶ月間イスに座れなかった」と激白し、話題になっている。
■修復手術に6倍もの費用
「私はニセのレビューにだまされ、評価が高いと信じてあるクリニックを選び、その施術に1万ドル(約107万円)も支払いました」
「片方のお尻がやけどのような痛みを伴って赤く腫れ、なぜか息も切れるように。足にも激しい痛みが生じました」
問題のクリニックが閉業していたことも判明し、「とにかくエセ医師に気をつけて」とシルパさん。その後コロンビアで修正再手術を数回にわたり受けたが、費用はずさんな豊尻手術の6倍にも上ったという。
■「母親だけは心配してくれた」
ブラジリアン・バット・リフトは、痩せたいと思っている本人のウエストや太ももなどから脂肪を取り、尻にそれを注入。ボンキュッボンを叶える一挙両得の施術だとして人気が高まっている。
しかしシルパさんの心身を一番に案じてきた母親は、常に『そういうことはやめて』と哀願していた。厳しくも温かい親の言葉に耳を傾けることなく、前にどんどん突き進むばかりだった当時のシルパさん。
手術の失敗で母親をさらに心配させてしまった。そのことを今は深く反省しているという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)