正義感があふれる学校職員が罪人に 性犯罪を起こした元囚人を射殺
過去に性犯罪を起こした元囚人の様子が怪しいと感じた男が、「ほうってはおけない」と殺害を決意した。
引っ越し先を探していた男が、候補物件の近所で過去に子供を狙い性犯罪を犯した人物が暮らしていると知り愕然。その人物の怪しい姿を目撃した男は「再び被害者が出る前になんとかしなくては」と考え、殺害を決意した。
■学校職員が知った事実
米国・ネブラスカ州で学校職員として働いていた43歳の男が、理想的な引っ越し先を探していた。ようやく候補地を定めた男は、その地域の性犯罪者登録簿を確認。偶然にも性犯罪を犯した元囚人が近くで暮らしていることを知り、ショックを受けた。
「怪しい様子はないだろうか」と不安になった男は元囚人が暮らす場所を見に行き、近所の子供たちをじっと眺める元囚人の姿を目撃したという。
驚いた男は元囚人の前科を調べ、少女強姦や少年への性的イタズラで逮捕された過去があることや、被害に遭った少年がのちに自殺したことを知り激怒。銃を手に元囚人の家に向かい、射殺するに至った。
■メディアへの連絡
その後、男はニュースメディアにメールを送信。
内容は元囚人を殺害したというもので、「僕は仕事で性的な被害を受けた子供たちとかかわってきました」「二度と同じことをさせるものかと思いました」「男が受けた刑よりずっと重い刑が下されることは承知していますが、僕はあの男が再び子供を強姦するに至るのを止めずにはいられませんでした」とも書かれていた。
実際に元囚人の遺体が発見されたこと、さらに殺害について男がFacebookにも書き込んでいたことから、男は現地警察に逮捕・起訴された。