『ユニクロ』ルール変更に相次ぐ悲鳴 「時間差」で波紋広がったワケは…
『ユニクロ』がオンラインショッピングに関する規約の一部を改定。変更箇所に対し、ユーザーからは…。
■「時間差」で衝撃受けた理由
もちろんユニクロは変更箇所を予めアナウンスしており、3月末の時点でユーザーの元には「ルール改定」を説明したメールが送付されていた。
しかしネット上を見ると、「ユニクロの返品ルールが変わってる…」「マジか。どの店舗でも返品できると思ってたのに…」「この時期にこのルール変更は本当に残念」といった悲鳴が、どうも5月上旬から中旬にかけて多く上がっているようなのだ。
恐らく、当初は「店舗受け取り」を選択していたユーザーの大半が、今回のルール変更を見落としていたのだろう。
■商品が届いたのは…
オンラインで注文したアイテムを実店舗で受け取れるのが「店舗受け取り」システムだが、「緊急事態宣言」の影響で多くの店舗が休業してしまい、「商品を受け取れない」状態に陥ってしまったユーザーが急増。
その後、ユニクロは「送料無料」で商品をユーザーの元に配送する措置をとったが、結果として商品が手元に届いたのは注文からひと月以上経過してのことであった。
届いた商品には、ユニクロからのお知らせとして「着払いでの返品方法」だけでなく、「3月30日以降に購入した商品のルール変更」に関する情報も封入されていた。
ユニクロのメールを見落としていたユーザーたちは、ひと月以上の時差を経て配送されてきた商品を受け取り、そのとき初めてルール改定に気づいたと思われる。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)