「マスクランニングでマスクが蒸れる」は本当? 10キロ走って計量した結果

マスクを装着してランニングをすると「蒸れる」「濡れタオルのようになる」は本当か? 測って検証した結果。

■次第に湿っていくマスク

3キロ時点ですでに全身で汗をかき、体がスポーツドリンクを欲し始める。なるべく日陰を走っていたものの、予想以上に消耗されていくのがわかり、マスクも部分的にしっとりしていく実感があった。この時点で、4月とはかなりつらさが違う感じだ。

そして、全体の折返しである5キロを通過する頃には、滝のような汗が襲ってくるまでに。人の少ない場所を走ったため、アップダウンが多く、走行距離以上に体力を削られたのも要因だったようだ。


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■首元の汗で濡れてしまう

そしてこのとき、記者はある発見をする。マスクをずらして水分補給をするとき、首元の汗に触れてしまうということだ。

ランナーなら共感してもらえると思うが、首はかなり汗をかく箇所。周囲のことを考慮し、完全にはマスクを外さないでいたのだが、その結果、首元の汗に触れてしまっていたのだ。

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■汗でしっとり濡れたマスク