お産介助で新生児の命を救った警備員 「俺がなんとかしてみせる」と激励
病院を訪れる患者の対応に追われていた警備員が、出産の瞬間を迎えた女性の力に。生まれた赤ちゃんの命も見事に救った。
■まさかのトラブル発生
赤ちゃんは産まれたものの、産声を上げていなかった。
「へその緒が首に絡まっているみたい」という女性の言葉に、カリルさんは「よし、心配はいらない」「俺がなんとかしてみせる」と断言。丁寧に、そして素早く赤ちゃんの首からへその緒を外すと、その瞬間に元気な産声が上がったという。
病院への到着が少しでも遅れていたら、またカリルさんがお産の介助とへその緒の扱いに手間取っていたら、赤ちゃんは亡くなっていたかもしれなかった。
■警備員のコメント
医療関係者ではないにもかかわらず、お産を介助し赤ちゃんを救ったカリルさん。
メディアの取材に応じ、「誰だって、あの場にいれば僕と同じ行動に出たでしょう」とコメントしているが、大量の出血を伴う出産の場で冷静に振る舞い新生児を救ったカリルさんは、とても勇敢で立派だったと言える。
カリルさんが取り上げた赤ちゃんは女の子で、元気いっぱいだという。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)