マスク着用を巡り兄弟がスーパーで大暴れ 警備員が腕を骨折する大怪我
新型コロナウイルスに感染しない、そして感染させないように多くの人が努力している中、勝手な兄弟が無茶苦茶な行動に出た。
買い物中にも新型コロナウイルスに感染するリスクがあることから、スーパーなどの店員および買い物客のマスク着用が義務化された地域がある。
そんな中、あるスーパーを訪れた男たちは、ルールを堂々と無視。注意されたことに腹を立て、とんでもない行動に出た。
■スーパーを訪れた兄弟
5月1日、米国・カリフォルニア州ヴァン・ナイズにある大手ディスカウントスーパーに、2人組の男がやって来た。
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なため「店員もお客様もマスクを着用する」というルールが設けられたことから、この日も店にいる人全員がマスクを着用。しかしこの男たちはルールを無視し、マスクをつけずに堂々と店に足を踏み入れた。
3名の警備員が気づき「店から出てください」と要求したが、男たちは気分を害し素直に従おうとはしなかった。
■警備員ともみ合いに
店の出口付近まで移動したところで、男のうちひとりが激高。いきなり警備員を突き飛ばし、顔面に強烈なパンチを浴びせるという凶行に及んだ。
驚いた別の警備員たちがすぐに止めに入ったが、殴られた警備員は床に倒れ激痛に耐えるしかなかった。
たまたま同じ時間に店にいた男性客らが騒動に驚き、警備員たちを助けようと加勢。「これでは勝ち目がない」と思ったのか、男たちはようやく警備員から離れ店をあとにした。