尾木ママ、夏の甲子園中止の方向に待った! 「決定が早すぎる」
今夏の高校野球大会が中止の方向で検討されているという報道に「決定が早すぎる」と嘆いた。
教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏が15日、自身のブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今夏の第102回全国高校野球選手権大会が中止の方向で検討されているという報道に「決定が早すぎる」と嘆いた。
■中止の方向で検討
新型コロナウイルスは高校野球にも影響し、今春の選抜大会、各地区の春季大会は取りやめに。今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)も中止が決定している。
そんな中、8月10日の開幕を予定している夏の甲子園大会に関しても、中止の方向で検討されていることが一部で報道された。中止となれば、79年ぶりだという。
■尾木氏は待った
尾木ママは「夏の甲子園中止は待って!! 早すぎるー」と悲痛の声を交えたタイトルでブログを更新し、「心臓に悪いジョークかと思いましたーーだって決定が早すぎるでしょう」と指摘した。
学年の始期を5カ月遅らせる「9月入学・新学期制」についても触れながら、「九月新学期制になれば、単純に考えれば必ず甲子園大会は実施できるはずなのにーー早すぎるでしょう」と重ねて主張。
「79年ぶりの中止なんて悲しいこと慌てて決めないで下さいませ」と、球児たちの夢が消えそうになっている現状に待ったをかけた。
■「残酷ではないでしょうか?」
これまで、「9月入学・新学期制」を提言してきた尾木氏だが、導入されなければ、3年生らは3月で卒業することになる。
「彼らは我慢に次ぐ我慢の上詰め込み勉強やらされて3月に追い出されるなんて想像してください残酷ではないでしょうか?」と子供たちをおもんぱかった。
■ネットは賛否
コメント欄には「できなかった行事は9月始まりにしたらできますよね。それに命を懸けてきた子供達が可哀想です。勉強より青春は大事です」「9月制になるかもしれないのに、そしてまだ3月卒業は決定してないのに…どうして今、甲子園の中止を決定するのでしょうか? 早すぎます!」と、尾木氏に賛同する書き込みが。
一方で「選手や関係者、観客達の健康を第一に考えましょう。コロナで命を落としたら、取り返しがつきません」と訴えるユーザーの姿もあるなど、中止に関しては賛否が巻き起こっている。
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(文/しらべぇ編集部・RT)