食中毒予防「3原則」 農水省が警鐘するコロナ禍で起きやすい食中毒とは
農林水産省がツイッターから、テイクアウトによる食中毒予防の3原則を公開。その的確な注意喚起が話題に。
「農林水産省」が11日、ツイッターの公式アカウントを更新。新型コロナウイルスの影響で引き起こされやすい食中毒について注意を呼びかけたツイートが話題を呼んでいる。
■食中毒予防の「3原則」とは
気温が高くなると、食品にひそむ菌が増えやすくなり、食中毒の危険性が高まります!食中毒予防の3原則は「つけない」「ふやさない」「やっつける」。 pic.twitter.com/FOUgGuIVPw
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) May 11, 2020
11日に都内の最高気温が28度を記録したことをうけ、農林水産省は調理済み食品の取り扱い方法について注意を呼びかけた。
新型コロナウイルスの影響で、テイクアウトや宅配の需要が急増しているが、「気温が高くなると、食品にひそむ菌が増えやすくなり、食中毒の危険性が高まります」と、衛生面のリスクを解説している。
また、テイクアウトによる食中毒予防の「3原則」にも注目。食前に手を洗うことで食品に菌を「つけない」、長時間食品を持ち歩かないことで菌を「ふやさない」、持ち帰ったら早めに食べる、もしくは小分けにして冷凍をする「やっつける」という3点の行動を提示した。
■他にも気をつけたい食中毒予防
また、農林水産省の消費・安全局食品安全政策課では公式ホームページでは、食中毒を予防するためのポイントを掲載。
「肉や加熱調理用と書いてある食品などは、必ず加熱してから食べましょう」など、日常から気をつけるべき食中毒対策を呼びかけている。