離婚危機を嘆く声も… 「コロナ禍で夫婦喧嘩が増えた人」の割合は
新型コロナウイルスによるさまざまな影響で、「夫婦関係」が悪化した人は…。
新型コロナウイルスによる外出自粛によって、配偶者がいる人は一緒に過ごす時間は増えたはず。その結果、喧嘩の頻度が増えて夫婦関係が悪化してしまった…という夫婦もいるのではないだろうか。
■「コロナ離婚」が話題に
4月にはツイッター上で「コロナ離婚」がトレンドに入って大きな話題に。お笑いコンビ「流れ星」瀧上伸一郎の妻でタレントの小林礼奈も、自身のブログで夫婦喧嘩が増えたことを明かして「こりゃーダメだ コロナ離婚、、、他人事じゃない」と嘆いていた。
SNS上でも「喧嘩や些細な言い合いが増えた」「自粛で家庭が荒れた」「コロナ離婚寸前」「離婚が頭をよぎる」「嫌なところが見えてきた」といった声があがっており、外出自粛が夫婦関係に影響を及ぼしているケースは存在するようだ。
■「むしろ絆が深まった」との声も…
一方で、コロナ離婚とは無縁という人も。タレントの名倉潤は4月3日放送の『グッとラック!』(TBS系)で「全然大丈夫です。コロナ離婚ってなんやねんと思ってますから」とコメントしており、タレントの長嶋一茂も、8日放送『ザワつく! 金曜日 ~一茂良純ちさ子の会~』(テレビ朝日系)で外出自粛による夫婦関係の悪化について「うちはそんなことはない」と話していた。
芸能人だけでなく、一般人の既婚者からも「夫への愛は深まるばかり」「一緒にいられる時間が増えて仲良くなった」との声がSNSであがることも珍しくない。
■コロナ禍で夫婦喧嘩が増えた人は…
家庭の経済状況の悪化、顔を合わせる時間が増えたことによって生じるストレス、相手の嫌な面が見えてきたなど、夫婦喧嘩と一口にいっても理由はさまざまだが、「新型コロナウイルスの影響で夫婦喧嘩が増えた」という人はどれほどいるのだろうか。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の既婚男女877名に調査したところ、「喧嘩が増えた」と答えたのは9.0%という結果に。
全体で見れば少数派ではあるが、「喧嘩は増えていない」と答えた人の中にも、夫婦喧嘩に発展しないように「ひたすら我慢する」「家庭で空気になって存在を消している」という人もいるかもしれない。
新型コロナウイルスによって試される夫婦の絆。今までよりも夫婦の距離感が近いからこそ、パートナーへの愛情表現や感謝の気持ちを大切にしたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の既婚男女877名 (有効回答数)