ヴィーガン男が女性に難癖をつけて暴行 「ベーコンの匂いがする」
ヴィーガン生活を始めた男が、恋人の体から漂う肉の匂いに激怒。瓶を取り出し凶行に及んだ。
異常に支配欲が強い男が、「肉の匂いがする」と言いがかりをつけ恋人に襲いかかった。その事件から1年、男から逃れ自由になった女性が当時の生活を回顧した。
■「肉の匂いだ」とキレた男
英国ウェスト・ヨークシャー出身のベサニー・スミスさん(23)は、22歳のハンサムな男と交際していた。
幸せな時期もあったというベサニーさんは、職場近くのアパートで男との同棲生活を開始。しかし支配欲が強く性格が荒い男に、ベサニーさんは徐々に嫌気がさすようになった。
「デブ」「ブス」といった大人げない言葉でたびたびベサニーさんを傷つけるようになった男は、2015年に入るなりヴィーガン(動物性食品を食べず、肉・魚・卵や乳製品なども食べない完全菜食主義者)になると決意。ベサニーさんにもプレッシャーをかけ、食事内容にも口を出すようになっていった。
■凄まじい暴力
男の性格はその後も変わらず、昨年4月にはカフェでの仕事を終えて帰宅したベサニーさんの匂いをかぎ激昂。「お前、ベーコンの匂いがするじゃないか」と騒ぎだした男は、酢を保存してあった瓶を手に持ちベサニーさんの側頭部を力任せに殴るという凶行に及んだ。
頭を必死にかばいながら倒れこんだベサニーさんを、男は何度も執拗に蹴り殴りつけた。