「コロナ給付金の半分を貧しい生徒のために…」 高校教師の善意が話題に
「僕はこれまでと変わらない報酬を得ている身だから」と考えた教師が、給付金を人助けに使うことを決意した。
■小児専門病院へ寄付
チェンバーズさんは、手元に残った600ドルを姪がお世話になった病院に寄付することを決意した。
チェンバーズさんの姪は、以前に自宅で発生した火事が原因で負傷。火傷を負って病院に搬送されたが、熱意ある医療スタッフが治療にあたり、助けてくれたのだという。その恩返しの意味も込め、チェンバーズさんは600ドルをそっくり送ることを決めた。
■先生の妻も善意
チェンバーズさんの妻も同じ額の給付金を受け取り、「私にもできることはないかしら」と考えた。その結果、休業中のスポーツジムにこれからも会費を払い続けようと決意。収入源を絶たれ困っているに違いないオーナーの力になればと考え、決めたことだという。
生徒のために、病院のために、そして休業を余儀なくされているジムオーナーのために給付金を差し出した夫妻の善意に、多くの人が胸を打たれている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)