外出自粛でお庭バーベキュー 始める前に「必ずやるべきこと」
外出自粛要請を受けて、自宅の庭でバーベキューをする人は少なくない様子。その際に注意すべき点とは…
新型コロナウイルスの感染拡大により、今年のゴールデンウィークは故郷への帰省の自粛が呼び掛けられている他、自分や大切な人の命を守るために、不要不急の外出を控えなければならない。
そうした中、自宅の庭でバーベキューをしようとする人たちも見られ、しらべぇ編集部では、庭でバーベキューをする際に配慮すべきポイントについて、弁護士に話を聞いた。
■「お庭BBQ」SNSにも投稿多数
外出自粛が強く呼びかけられる中、SNS上では「外出自粛のため、家族と庭でバーベキュー」をする様子をSNSにアップする人も目立ってきている。
神奈川県にて、夫と大学生の息子と暮らす女性(50代)も、「ほぼ毎年、海沿いのバーベキュー場か道志川でキャンプをしていましたが、今年はどこにも出かけず家で過ごす予定です」としつつも、「連休中のどこかで庭でバーベキューをする予定」であると話していた。
■「ご近所トラブル」にご注意
自宅の庭でバーベキューをする場合、気をつけなくてはならないのが、近隣への配慮だ。
この問題について、齋藤 健博弁護士に話を聞いたところ、自宅庭のバーベキューをした際、近隣とトラブルになった場合は「相隣関係の事例として、扱われます。相隣関係は、簡単に言うと、ご近所トラブルです」とし、そうした場で起こり得るトラブルは、法律上「水漏れ、騒音、駐車場争い、最近多いのは、喫煙禁止の集合住宅において喫煙をし、隣の住居に灰が落ちるケース」などと同等の扱いになるという。
また、齋藤弁護士は「外出自粛要請を受けて『自宅の庭でバーベキュー』をするのは、自由」であると語った。