補正予算案に反対のれいわ新選組・山本代表 「GDPマイナス25%で自殺者列島へ」
れいわ新選組の反対で参院本会議では全会一致とはならなかった。その反対の理由とは…。
補正予算案が参院本会議で可決された4月30日。その3時間前ほどに、れいわ新選組の山本太郎代表が参議院議員会館内で緊急記者会見を行った。
■れいわは補正に反対
補正予算案はれいわ新選組の2名の参院議員が反対票を投じたことから全会一致の賛成にはならなかった。山本代表によれば、「れいわ新選組が反対する理由はシンプルで、次の2点。あまりにも額が小さい。あまりにも遅い」とのこと。
その論拠として「事業規模ということで結局GDPの2割を越える予算だと報道でも言われていますが、大間違い」と述べ、実際に新たに出されるお金というのは26兆円でしかないことを指摘した。
■最低100兆円は必要
「たったこれだけの予算で、一体どれだけの人を救えると思っているんだ…ということ」と憤る山本代表。
「多くの方々を失業させない、多くの事業者を倒産させないことが必要。働かなければ生活できないのに仕事のない人々、会社をまわさなければ倒れてしまう事業者に対して、徹底した補償がなされなければならない」と語る。
そして、医療従事者・保育・介護はもちろんのこと、生産・加工・輸送・販売など供給サイドで休めない人に対しても、充分な危険手当が早急に支給される必要があるとして、そのためには「最低100兆円は必要になる」と述べた。
■このままではGDPマイナス25%へ
山本代表はゴールドマン・サックス証券が緊急事態宣言の前に試算した数字をあげ、このまま行けばGDPはマイナス25%になるという戦慄のシナリオを提示。
「これは回るはずだった140兆円のお金が失われてしまうという。これは多くの人々が自分で自分の命を絶つ状況に見舞われるということです。この今後に及んで26兆円ぽっちの補正予算を組むなんてあり得ない」と憤りを述べた。
「足を引っ張るつもりはさらさらない」というが、もっと金をもっと人々に配らなければこの国は破綻してしまうという危機感から補正予算案に反対したと述べた。