ローソン、新型コロナでトイレなど利用休止へ 従業員の安全も守るため
「ローソン」が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国の店舗でトイレ・ゴミ箱・灰皿などの利用を一時休止することを発表した
コンビニ大手の『ローソン』は28日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、店舗でのトイレ・ゴミ箱・灰皿などの利用を一時休止することを発表した。
■トイレ・ゴミ箱・灰皿など利用休止
株式会社ローソンは同日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国のおよそ1万4,500店で原則としてトイレ・ゴミ箱・灰皿の利用を一時休止すると発表。
サービスの利用休止の案内については、順次店頭にてポスターやPOPなどで周知されるという。
トイレやゴミ箱、灰皿の清掃は店舗の従業員が行なっており、トイレは密閉空間のうえ接触箇所が多いこと、ゴミ箱にはマスクやティッシュ、割り箸など口や鼻に触れたものが集積している状況などを受けて、同社は公式ページにて「お客様だけでなく従業員の安全にも繋がる取り組み」と説明している。
■ネットでは懸念の声も
ローソンの発表を受けて、インターネット上では「従業員の負担緩和のためには必要なことだなぁ」「仕方のないことだと思う」と理解を示す声が見られる一方で、「次々とコンビニでトイレが使えなくなると物流業の人はどこでトイレに行けば良いのでしょうか」「長距離ドライバーだけじゃなく、配送関係とか私みたいな移動する仕事の人は、今後すべてのコンビニでトイレ使用禁止されたらキツイなぁ…」など、懸念の声も上っている。
■これまでにも様々な対策
ローソンでは、これまでにも新型コロナウイルスの感染拡大防止のための対策として、レジカウンターへのビニールシートの設置や、混雑が少ない時間帯を示すポスターを店内に掲示し、来店時間の分散を促すなど様々な取り組みが実施されてきた。
また、利用客からセルフレジに関する要望も多く寄せられていることを受けて、全店舗で設置済みのセルフレジをさらに活用させていくとしている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)