太田光、休業要請無視のパチンコ店公表に苦言し物議 「営業する権利ある」
パチンコ店名公表に太田光が物申す
26日放送の『サンデージャポン』で、緊急事態宣言に基づき複数の都道府県が休業要請を無視し営業しているパチンコ店の名前を公表する方針を示していることについて、太田光が苦言を呈した。
■太田光が店名公表に苦言
太田は大阪府が自粛要請を無視して営業を続けるパチンコ店を公表し、小池百合子東京都知事も追随する姿勢を見せていることについて、「それって晒し者にして何がしたいのかなって思うのかなって思うんです」と切り出す。
続けて「パチンコ屋の人たちは、営業する権利はあるわけですよね。政治家がやるべきことは、ここの店はやってますよって皆さんどうですかってやることじゃない」と話す。
さらに「『引き続き休業要請を私達はします。だから皆さんはパチンコ屋さんを誹謗中傷しないでください』と。『もし混雑したら、ちゃんと安全に営業できるように私たちが指導します』という風に言わないと、吊し上げみたいな状態になる。それを何でやってくれないんだろうっていう気持ちが凄いありますね」と苦言を呈した。
■岸博幸氏は反論
この発言を聞いた元経済官僚の岸博幸氏は「太田さんの言うこともわかるけど」としたうえで「少なくとも法律上は指示に従わない場合ってのは公表ができるわけで、緊急事態だからやむを得ない面はある」と話す。
そして「お店の側もかわいそうだとは思うけども、則っている法律がそもそも強制力も罰則も十分な補償もないなかで対応しているという法律の問題でもある」と法律的な問題を指摘。
さらに「行政の側が説明をして事情を聞いて話し合ってそれでもしょうがない場合は公表するような丁寧な対応が必要」と対応に苦言を呈した。