「どうか会社を辞めてください」 退職代行会社がコロナ禍で3割減
新型コロナウイルス感染拡大で、退職代行を手掛けるEXIT社も影響を受けていた。
2020/04/26 16:40
■事情は変わらない
減少したとはいえ、退職代行を依頼する労働者はゼロではない。コロナ禍の中で、会社をやめたいと思う人にはどのような事情があるのだろうか。
「コロナ拡大中でも、依頼してくる方の理由は基本的に普段と変わりません。職場の雰囲気が合わない、上司と合わない、労働環境が悪い、などが挙げられます。
自分で言うのは申し訳ない、気まずい、上司が怖くて言い出せない…。こうした理由で退職代行をご利用いただいております」
■今後の見通しと打開策
【ご協力お願いします】
コロナの影響で退職代行の依頼が減っています!このまま退職代行EXITが潰れてしまうようなことがあれば、みんな自分で退職しなければならなくなります!お願いですから会社を辞めてください!みなさんのご協力が必要です!よろしくお願いします!https://t.co/uaMgygrHlj— インク岡崎 / メザミーCEO (@okazakithe) April 19, 2020
19日、コロナ禍による影響を受け、岡崎代表は下記のように懇願ツイートをしていた。
「このまま退職代行EXITが潰れてしまうようなことがあれば、みんな自分で退職しなければならなくなります!お願いですから会社を辞めてください!みなさんのご協力が必要です!よろしくお願いします!」
EXIT社では、もともと出社は週1回の会議のみ。現在はオンライン形式に変わった程度で、働き方に影響はない。だが、先行きが不安なのは同社も同じだ。
「今後はわかりませんが、EXIT社として今のところ新しいサービスなど具体的なものは考えていません。固定費が大きくかかる商売でもないので、無駄なお金を使わずに粛々と依頼をこなしていこうと思っています」
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)