歩行中に胸を銃で撃たれた女性 シリコン製豊胸バッグのおかげで命拾い

突然胸を撃たれ、驚いた女性。しかし医師も驚くほど元気で、診察室にも自分で歩いて入ったという。

豊胸
(Staras/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

人工乳腺バッグ(インプラント)を両方の胸に入れていた女性が、乳首付近をいきなり銃で撃たれた。驚いた女性は慌てて病院に駆け込んだが、意外なほど元気だったという。

診察した医師は、女性が奇跡的に命拾いできたのはインプラントのおかげだったことに気づいた。


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■歩行中に撃たれた女性

2018年に、カナダで暮らす30歳の女性が、通りを歩いているときにいきなり撃たれた。

女性は胸に痛みと熱を感じてショックを受けたが、すぐに何が起きたのかは分からなかったという。ところが、視線を落とすと胸元から血が溢れ出ていたため「大変なことになった」と気づき、オンタリオにある病院に駆け込んだ。

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■元気だった女性

女性の診察と治療を担当した医師が米メディアの取材に応じ、女性が病院に来た日の様子を回顧。「自分で歩いて診察室に入ってこられました」と語り、「胸を撃たれているのに話もできる状態で、治療にあたったスタッフ一同ひどく驚きました」とも付け加えた。

同医師によると、女性の左胸に当たった銃弾は一発。それが心臓などに達することなく方向転換して右の乳房に入りこみ、右側の肋骨数本を折ったという。

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■人工乳腺バッグで命拾い