コロナ禍でピンチの書店を救う方法 便利なシステムに「革命だ…」
新型コロナウイルスで、休業や営業時間短縮を余儀なくされている書店が多い昨今。便利なシステムが話題に。
2020/04/20 16:00
新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛が要請されている昨今。それに伴い、様々な店が営業時間短縮や一時閉店を余儀なくされている。もちろん、書店もその一つだろう。
そんな自粛中の今でも、ネットから「行きつけの書店で本が買える」システムがあることをご存知だろうか。
■便利なシステムとは…
そのシステムというのが、本をネットで注文できる『全国書店ネットワーク e-hon』。ネット通販の普及が著しい現代、ネットで本を頼めることは至って普通だろう。
しかし、e-honは「My書店」に近所の書店や行きつけの書店を登録して買い物すると、宅配でもその書店で買い物したことになるシステムになっている。
そのため、自宅に居ながら休業や営業時間短縮で売り上げに困っている書店を助けることができるというわけだ。
■送料無料キャンペーン実施の背景
また、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、通常「購入価格が2,000円未満は送料350円」かかるところ、5月6日まで全て送料無料で対応してくれるという。(登録の状況により、一部対象外となるケースもあり)
送料無料期間を設けた背景として、しらべぇ編集部がe-hon担当者に話を聞くと、「緊急事態宣言を受けた書店の休業により、『いつもの本屋さん』で本を買う事ができなくなってしまったお客様に、『e-honを使って気軽に本を買ってもらいたい!』という思いで実施いたしました」と熱い思いを答えてくれた。
■終息後の願いも語る
また、「自宅受け取りをしても馴染みの本屋さんで買った事になるe-honのシステムをこの機会に知ってもらい、事態が終息後には、e-honで注文して書店の店頭にまた足を向けてほしい、というのが一番の願いです」と、書店受け取りのシステムを利用して、また書店に賑わいが戻ることを望んでいる旨を語っている。
ネット上でも、e-honのサービスは「e-hon、便利過ぎ…。これは革命だ」「これは良いサービス」と大好評。
思うように外出できず、ストレスが溜まることもあるだろう。しかし、この機会に近所の書店や行きつけの書店を助けるためにも、e-honを利用して読書を楽しんでみても良いかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)