息子に男性器を意味する名を付けていた女優 指摘受けてイジメ回避に改名
その響きのオカシさに1年近く気づかずにいた父と母。天然な夫婦の話題が笑いを誘っている。
ぽっちゃり体型の爆笑キャラが愛されている、アメリカのコメディ女優エイミー・シューマー。彼女は昨年5月、シェフの夫との間に長男を出産していた。ところが…。
■大失敗を番組で告白
映画『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』や『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』で知られる人気コメディエンヌのエイミー・シューマー(38)。
彼女は自身のポッドキャスト番組『3ガールズ・1キース』の最新エピソードで、私生活のある「大失敗」について告白した。
■友人にちなんだミドルネーム
来月で満1歳の誕生日を迎えるエイミーの長男。友人であるコメディアン、デイヴ・アテル(Dave Attell)にちなんだミドルネームとともに、ジーナテル(Gene Attell)くんと名付けられていた。
だが最近になって両親が役所で改名手続きを行い、ジーン・デヴィッド(Gene David)くんへと変わったという。
■人に言われるまで気づかず…
改名のきっかけは、女優のクラウディア・オドハティ(36)が同番組にゲスト出演した際、エイミーの息子の名前についてツッコミを入れたこと。
「私の母親が、エイミーが息子さんを呼ぶのを聞いて驚いてたわよ。我が子のことを『性器』って呼んでるって。」
これに驚いたエイミー。さらに夫のクリス・フィッシャーさんも「考えてみたら性器(ジェナタル/genital)とほとんど同じ発音だ」と気づき、息子がのちにイジメに遭うことを恐れて改名を決意したそうだ。
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エイミーはインスタグラムに、「あなたたちも、決してお子さんに『ジェナタル・フィッシャー』なんて名付けないようにね!」という投稿もしている。
この「フィッシャー」のつづりは、夫婦の苗字である「Fischer」ではなく、亀裂や裂け目を意味する「Fissure」。自分たちの苗字を同音異義語に変える、そんなユーモアも忘れていない。
■改名が比較的簡単な海外
南米コロンビアでは2015年、大学で芸術や写真を指導する女性が、アルファベット26文字を並べた「Abcdefg Hijklmn Opqrst Uvwxyz」という名前へ改名した。
日本の「戸籍」のような制度が存在しない国では、ストーカーやDVの被害から逃れたい、顧客へのアピールなど職業上のメリットにつながるといった主張によって、前科さえなければ改名は比較的簡単に行われている。
しかし衝動や気まぐれによる申請もあるため、受理はしても承認が下りるまでにはそれなりの日数が必要になるという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)