コロナ感染のゴリけんと共演したお笑いコンビ・パラシュート部隊 濃厚接触者のリアル伝える
パラシュート部隊がYouTubeチャンネルを更新。濃厚接触者となってから陰性と診断されるまでの、リアルな生活ぶりを伝えた。
お笑いコンビ「パラシュート部隊」の斉藤優と矢野ぺぺが17日、コンビのYouTubeチャンネルを更新。新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となってから陰性と診断されるまでの、リアルな生活ぶりを伝えた。
■ゴリけん感染で濃厚接触者に
今月6日、お笑いタレント・ゴリけんがコロナウイルスに感染したことが発覚。2日前に『ゴリパラ見聞録』(TNCテレビ西日本)で共演していたパラシュート部隊は濃厚接触者となり、自宅待機に。その後、PCR検査を受けた結果、陰性と診断された。
この日は、その間にどのような心境で生活を送ってきたかを説明。
まず、ゴリけんの感染が発覚した当時について切り出し、マネジャーから「そのまま家から一歩も外に出ないでくれ」と言われたという斉藤は「ニュースで見てたコロナとは衝撃が全然違った」、矢野は「すぐそこまで来ているんだって実感した」と、それぞれ恐怖を感じたことを明かした。
■検査が受けられると分かっても…
自宅待機になってからも不安は続いた。6日の段階で、いつ検査を受けれるか分からなかったそうで、斉藤は「俺が陰性か陽性かによっては家族にかける心配もあるし、2日間で関わってきた人たちの生活もあるから、早くしてくれよって気持ちはあった」という。
7日には検査が受けれると分かったが「実際に受けるってなっても不安。ちょっと怖くなかった?」と回顧すると、矢野も「決まった途端、焦りだしたよね。ドキドキが止まらなかった」と同調。
その後も、咳や寒気がしただけで頭の中にコロナがよぎるほど神経質になってしまったことを告白した。
■検査方法も明かす
検査を受けたときの病院の様子も赤裸々に打ち明けた。病院に到着してもすぐに中には入れず、電話をすると担当者が来てくれるそうで「ビニール袋に、保険証を入れてください」と言われたという。
扉もすべて開けてくれるといい「入口からなにも手に触れず、そのまま診察所」という流れだと説明した。検査方法はシンプル。「棒状のものを鼻の中に突っ込んで、粘膜をとって終わり。10秒ぐらい」と斉藤は話した。
■濃厚接触者になって感じたこと
結果は「陰性」だったが、うれしさよりも「心配、迷惑をかけたスタッフに早く報告したい」という気持ちがあった斉藤。一方、矢野は喜びのあまり「ガッツポーズ出てたわ」と回顧した。
最後に2人は「大切な人や、生活を抱えているスタッフにご迷惑をかけてしまったと。実際こういう検査になるっていうのも伝えたかったし、外に出るなんて、とんでもないことだよと。当事者になって、こういう気持ちになるってことです」と呼びかけていた。
貴重な体験談を伝えてくれたパラシュート部隊。この動画をきっかけに、不要不急な外出が減ることを願いたい。
https://www.youtube.com/watch?v=428cTQTar1E&feature=youtu.be
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(文/しらべぇ編集部・RT)