在宅勤務の陰で注意すべきこととは何か 「家事業務は3割増しに」
料理研究家のリュウジ氏が在宅勤務における「家事」について言及。大きな反響を呼んでいる。
新型コロナウイルスの影響により、外出の自粛が求められている昨今。それに伴って、感染のリスクを減らすためにオフィスへの出勤を一時的に取りやめ、在宅勤務(リモートワーク)を実施している企業も多い。
そんな中、「料理のおにいさん」こと料理研究家のリュウジ氏が、在宅勤務で注意すべきことを訴え、話題になっている。
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■家族の昼食が増えるだけで…
リュウジ氏は16日、自身のツイッターにてその注意喚起を行った。
冒頭で、「リモートワークが増えるのは非常に良いことだと思うのですが」と有用性について触れたリュウジ氏。その反面「家事や買い出しなど家の仕事は間違いなく増えていると思う」と見解を述べる。
料理研究家という職業柄、料理の楽しさ、はたまた大変さを理解しているリュウジ氏は「家族の昼食が増えるだけで家事業務は『三割増し』です」といかに重大な問題であるかを語った。
リモートワークが増えるのは非常に良いことだと思うのですが
その分、家事や買い出しなど家の仕事は間違いなく増えていると思う
家族の昼食が増えるだけで家事業務は「三割増し」です
普段家事をやらないご家族の方も是非協力してください
外出自粛で日本を守るのと同じくらい、家庭を守るのも大事
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) April 16, 2020
■感謝の声が殺到
投稿の後半には、「普段家事をやらないご家族の方も是非協力してください」と力を貸すことを促し、「外出自粛で日本を守るのと同じくらい、家庭を守るのも大事」と語気を強めた。
普段、役に立つレシピ投稿やネタ投稿などを行っているリュウジ氏。今回の真面目な投稿は大きな反響を呼び「すばらしいご発信ありがとうございます」「そう言ってもらえるだけで気が楽になります!」と感謝の声が相次ぐことに。
中には、すでに家事の協力を実行しており「今週で料理の腕あがりました(笑)」とその効果を報告しているコメントも。
■家事を手伝っている男性の割合は…
こういった緊急事態だからこそ、「少しでも協力しよう」といった心がけが大切なはず。ちなみに、しらべぇ編集部が全国10〜60代の既婚男性391名を対象に意識調査したところ、全体の56.3%が「自分は家事を分担している」と回答している。
この割合は、2017年の同調査と比較して9ポイント以上上昇しており、共働きの一般化にもともない、夫の家事分担が当然のものとなりつつある状況もうかがえる。
在宅勤務は「適度な息抜き」が集中力を保つコツというのもよく聞く話。家事を手伝うことで家族が助かるだけでなく、仕事も捗るなんてこともあるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・ステさん)
対象:全国10代~60代の既婚男女391名/全国20代~60代の既婚男性320名(有効回答数)