コロナ感染学生が発熱後に登校やバイト 仙台大学は「自宅待機していた」との発表を訂正
新型コロナに感染した仙台大学男子学生が発熱後登校とバイト。大学は誤った情報を訂正する結果に…
2020/04/16 20:00
■大学は対応について謝罪
仙台大学IR部長は、取材に対して、「世間の皆様に、ご心配とご迷惑をお掛けして、大変申し訳ない」と謝罪。大学として、裏付けを取らずに、発表してしまったことについても、誤った対応だったと述べた。
現在、感染した学生は入院しており、一緒にアルバイトをしていた学生3人については、自宅待機を要請した。大学の代表電話は、訂正発表後、つながりにくい状態となり、批判も寄せられているという。
■学生の立ち入りを禁止
新型コロナの感染拡大を受け、大学は、当初4月1日に予定されていた入学式を、20日に、授業開始についても、4月13日から5月11日へとそれぞれ延期した。また、教職員にはテレワークを要請し、学生については緊急の場合を除いて大学への立ち入りを禁止している。
最後に、教員でもあるIR部長は、感染した学生に対して、「社会的な影響があることなので、人として正確な事実を報告してほしかった」としたうえで、「しっかりと指導・フォローを行っていくので、誹謗・中傷につながらないように温かく見守って頂きたい」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)