高濃度アルコール発売の若鶴酒造に電話殺到 回線パンク回避の「お願い」
新型コロナウイルスの感染拡大を受け富山県の酒造会社「若鶴酒造」が消毒用アルコール液の代替品「砺波野スピリット77」を販売
■混乱防止のため個人に発送は不可
さらに個人に対しては、「混乱防止の観点から、取り置きや入荷案内、個別発送は一切行っておりません」と明記している。
なお「直営店の弊社敷地内の『令和蔵』では土日の11:00および14:00より、富山駅内『とやま地酒本舗 蔵の香』では不定期での販売がございます」とのことだが、医療機関優先のため1世帯1本に限定。渋滞や行列などでの感染拡大への配慮として、誘導指示を行っていることも明かしている。
上記のような要請を綴った上で、「私たちも同じ人間です。行き届かないこともあると思いますが誠心誠意努めてまいりたいとおもいますのでどうかよろしくお願いいたします。」と文章を締めくくっている。
■老舗酒造の取り組みに称賛の声
また、同商品は飲用可能な特定アルコールであるため、酒税(1本あたり231円)が付加されているとのこと。ネット上では老舗酒造の取り組みに対して称賛の声が寄せられ、「落ち着いたら飲用の酒を購入したい」という趣旨の声も書き込まれていた。
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(文/しらべぇ編集部・星子)