大型ダンプが荷台をあげたまま信号機に激突 目撃者は「電線に引っ掛かって危険だった」
荷台を上げたままの大型ダンプが信号機に激突。目撃者が心配したこととは…
2020/04/14 08:40
13日午前9時ごろ、茨城県下妻市大木の国道357号線で、大型ダンプによる事故が発生した。しらべぇ取材班は、その目撃者から詳しく話を聞いた。
■荷台をあげたまま激突する瞬間が動画に
事故が起きた現場周辺には、工場や物流倉庫が立ち並んでいる。目撃者のじゆんさんによると、荷台をあげたまま走行している大型ダンプを目にしたため、急いで撮影したと話す。
えーーーっ😱 pic.twitter.com/FCm0Tn2GHh
— ぢ (@juns_cafe0209) April 13, 2020
じゅんさんは、コンビニの駐車場で、携帯を見ていたところ、クラクションが聞こえたので、顔をあげた。すると、そのダンプが走っていったという。「信号機に激突したあと、ダンプは停車し、警察も来ていたが、電線にも引っかかって、危ない状態だった」と語る。
■大惨事につながった可能性を指摘
この投稿の返信欄には、「どこから荷台をあげた状態だったのだろう」、「昔、環状7号線で歩道橋に引っ掛かったダンプ見たことがある」や、「これ、信号機に目が行きがちだけど、手前で引っ掛けたのが光回線だと数億円」といった声も寄せられている。
じゆんさんは、「もし歩行者や車に飛散物が当たっていたら、大惨事になっていた。この動画を事故防止のためにも役立てて下さい」と快く取材に応じてくれた。
■信号機の値段はどれくらい?
なお、秋田県警によると、交通信号機1基(1交差点)あたりの標準設置費用は、通常の定周期信号機が約470万円で、押しボタン式信号機が約270万円だという。なお、信号機の高度化を図ったり、交通量に応じた動作にするような場合は増額になるという。
新型コロナの感染拡大で、気が休まらない日々が続くが、運転する際には気持ちを切り替えて、十分な注意が必要であることを、この動画が問いかけていると言えるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)