宅配ピザの片付けを100倍楽にする方法 実践してみると最強だった
宅配ピザの楽な片付けかたがネット上で話題に。実際に試してみると…。
■実際に試して驚いたワケ
確かに紙が水に触れるとふやけるのは自明の理だが、それは通常の紙の話。ピザの守護神ともいえる厚紙をふやけさせるには、どれだけの水量と時間が必要になるのだろうか。
疑問を抱きながらも、空になったピザの箱にシャワーの水を当ててみる。箱を開けて中に水を当てて再び閉じると、形を維持することもせず、いとも容易くぺシャリと潰れ始めたではないか。
水を当てていた時間は30秒くらいのことだが、たったそれだけで箱の防御力は一気に低下した模様。少し力を加えただけで簡単に破くことが可能に。
人気漫画『グラップラー刃牙』シリーズには、トランプの束を素手で引き裂く握力を持った花山薫というキャラクターがいるが、まさに花山の握力が乗り移った気分である。そのままくるくる丸めると、野球ボールと同じくらいのサイズになってしまった。
■ふとした疑問も…
しかしここで疑問が湧き起こる。果たして、濡らして丸めた段ボールは、ちゃんとリサイクルすることができるのだろうか。そこで、埼玉県の某リサイクルセンターに話を聞いてみると、「資源物2類」にカテゴライズされる段ボールは原則、「濡らさずにゴミ出しする」よう指示しているという。
また地域によってはそもそも「油の染み込んだ」ピザの箱はリサイクル不可で、「燃えるゴミ」としての分類を義務付けているエリアもあるようだ。
自治体のスタンスを確認のうえ可能ならばリサイクルに回し、無理そうであれば小さくまとめて処分してしまうのがベストだろうか。
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（文／しらべぇ編集部・秋山 はじめ）
