新型コロナ最前線で働く女医 「娘に感染させるな」と主張する元夫と激突

新型コロナウイルス感染者を救おうと最前線で働く女医に、元夫が連絡。「娘が感染しないよう、僕に単独親権を」と求めた。

■裁判所の判断

裁判所は、まだ幼い娘の健康維持を優先。

「新型コロナウイルスの大流行が終わるまでは、エリックさんが単独で世話にあたるべき」「子供の健康を守ることが一番大事なこと」と元夫妻に伝えた。これにより、騒動が収束するまでの措置とはいえ、テレサさんは娘と暮らすことができなくなってしまったという。


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■女医の怒りが爆発

裁判所の決断に、テレサさんは激怒。「専門家たちの話も聞かずに娘を取り上げ、その影響を考えもしないだなんて…」と不満を爆発させ、裁定を不服として控訴することを決意した。

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になってからというもの、多くの医療従事者は揺れている。家には入らず庭にテントを張りそこで眠る生活を続ける人、子供に感染させる可能性を恐れ親戚に世話を頼むケースも増えているという。

それでもテレサさんは「幼い子は感染しても重症化しないケースが多い」と話しているが、感染者と死亡者が増え続ける中、エリックさんはその主張を受け入れることができなかった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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