ビートたけし、生放送で志村けんさんを語る 「テレビが変化してもコント突き詰めた」
『Nキャス』でビートたけしが志村けんさんについて思いを明かした。ネットでは「語ってくれてありがとう」という声も。
11日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。先月29日に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさんについて思いを語った。
■「コントを突き詰めた」
安住紳一郎アナに「先週は放送がおやすみだったので、話をはじめてお伺いしたいと思います」と話を振られたたけしは「やっぱりけんちゃんは苦労してるからね…荒井注さんがやめるまでドリフのぼうやだったからね」とザ・ドリフターズまでの苦労を偲んだ。
たけし自身は、映画やラジオといった別の世界にも手を伸ばしたと語りつつ、志村さんは「コント、芸人そのもので、コント一筋の人で、なかなかできないですよ。テレビの時代が変化しても、この人はお笑いのコントを突き詰めた」と敬意を払った。
■「鬱になっちゃって…」
続けて、「何もこれで逝かなくたっていいじゃないっていうとこあるよね。いずれ人間は死ぬけど、この人がこんなところでって思うと…」としつつ、「逆に言えば、幸せ。売れたまんま亡くなったんだから。そんなこというとファンに怒られちゃうけどね。おれとさんまは孤独死だよってよく言ってる」と胸中を吐露。
訃報を受けた後、たけしは「うつに…ノイローゼになっちゃって…おれは一体どうやって人生歩むんだっていう。どうしようって思った」とショックが大きかったことを明かした。
■たけしの言葉に共感拡がる
たけしの明かす志村さんへの敬意や悲しみに「ニュース見てて数年ぶりに泣いてしまった」「大切な想いや苦しさを話してくれてありがとう」「きっとお互いに尊敬しあった戦友だったんだろうな」といったコメントがみられた。
長い間、テレビのお笑いを支え続けた志村さんへ最大限の敬意を表し、改めてご冥福をお祈りしたい。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)