新型コロナ給付金が出ずイライラ 妻を焼き殺そうとした男が逮捕
給付金をもらえないと知り、妻に怒りをぶちまけた男。殺されそうになった妻は、すべてを警察に告白した。
新型コロナウイルスの感染拡大が、経済にも大打撃を与えている。そんな中、当てにしていた給付金をもらうことができずにイライラした男が、妻に対しとんでもない行動に出た。
■もらえなかった給付金
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済的損害が深刻化したことで、米国では一定の条件を満たす人たちに対し給付金が支給されることになった。
ニューメキシコ州で暮らすジョー・マシアス容疑者(63)もそれを知りさっそく申請しようとしたが、条件を満たしていないことを知り愕然。激しく苛立った容疑者は酒を買いに行ったが気持ちが晴れず、障害を抱える妻の存在にも苛立ちを覚えた。
■妻に八つ当たり
4月1日午後5時頃のこと、マシアス容疑者はビールを持って帰宅。給付金を得られないと知りイライラしていた容疑者は妻に八つ当たりし、そのせいで激しい口論が始まったという。
このとき容疑者はガソリンの容器を取り出し、妻、そして自宅に大量のガソリンをまき散らした。「こうなったら家も妻も焼いてしまおう」と決意した容疑者は、慌ててライターを取り出したという。