『緊急事態宣言』翌日のアメ横 客数激減には「ある理由」があった
新型コロナウイルスの影響を受け、来客数が激減してしまった上野・アメ横。さらに追い討ちとなっているのは…。
街ゆく人だけでなく、象徴的存在であるメイドが激減してしまった秋葉原を目撃したしらべぇ編集部。その足で、秋葉原駅より徒歩15分圏内に位置する「アメ横」こと上野・アメヤ横丁に向かうと…。
■営業中の店があっても…
都内有数の人気観光スポットでもあるアメ横。買い物だけでなく食べ歩きを楽しむことも可能で、海外の珍味と出会えるチャンスも。
しかし記者(私)が8日19時ごろにアメ横に着くと、シャッターを下ろしている店がかなり目立った。「休業」という措置をとった店が多いようだが、「営業時間短縮」という方針に切り替えた店も少なくない。
■次々と店を閉めていく
記者はアメ横にあるドラッグストアのスタッフに、周囲の店の変化について聞いてみた。
スタッフ:お客さんの数が減っているだけでなく、どこのお店も閉店時間が早まっているのがよく分かります。隣の店も普段だったらまだ営業しているんですけど、今日は1時間以上早く閉めていたと思います。
■とくに少なく感じられるワケ
続いて、長年に渡ってアメ横を見守ってきた卸問屋に話を聞いてみると…。
店員:コロナの影響で客数はかなり減っています。1ヶ月くらい前と比べると20分の1には落ち込んでいますね。去年の今頃と比べると、50分の1になっています。
本来ならこの時期は花見客がたくさんやってきて、うちでツマミなんかを買っていくんですが、コロナの流行時期と見事に被ってしまって…。
アメ横といえば年末の買い出しにやってくる大勢の人々が印象的だが、お花見シーズンもかき入れ時の1つ。それだけに今回の新型コロナウイルス流行は、相当な痛手となっているようだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)