行方不明の4歳児を無事保護 ずっと寄り添っていた愛犬が話題に

寒い森の中で道に迷い、家に帰れなくなった4歳児。48時間も女児を見守り続けたのは、大事にしていた犬だった。

■発見された幼児の様子

鳴き声がする方向に向かった捜索隊は、まずは愛犬ルーシーを発見。いきなり見知らぬ人たちに囲まれたルーシーは警戒した様子を見せたあと駆け出したが、その後ろをついて行ったところ、イヴリンちゃんのいる場所にたどり着いたという。

多くの人たちが突然現れたことにイヴリンちゃんは驚き「なぜこんなにたくさんの人がいるの?」と目を丸くしたというが、ケガもなく元気いっぱいだった。ルーシーは2日のあいだイヴリンちゃんに寄り添い、逃げることもせずじっと見守っていたとみられている。


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■当局のコメント

イヴリンちゃんを発見した後、警察はイヴリンちゃんを見捨てなかったルーシーを絶賛。と同時に「新型コロナウイルス騒動で不安ばかりが募る中、こんなにも良い形で捜索活動を終えることができました」「本当に明るいニュースです」というコメントを発表した。

また2日ものあいだ森をさまよったもののイヴリンちゃんは憔悴した様子もなく、「(乳母の)名前を呼んだけど、遠くて聞こえなかったみたいなの!」「一度はルーシーと離れ離れになったけれど、その後にまた会えたのよ」などと森で過ごした48時間を振り返っているという。

まだ寒い森の中で48時間も元気でいられたのは、ルーシーと寄り添い合っていたからかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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