行方不明の4歳児を無事保護 ずっと寄り添っていた愛犬が話題に
寒い森の中で道に迷い、家に帰れなくなった4歳児。48時間も女児を見守り続けたのは、大事にしていた犬だった。
女の子が行方不明となり、多くの人々が捜索活動に参加。時間が経つにつれ「誘拐されたのではないか」「死んでしまったのではないか」という不安が募ったというが、女の子は愛犬に守られ生きていた。
■幼児の失踪
3月25日のこと、米国・アラバマ州で暮らすイヴリン・サイズちゃん(4)が愛犬ルーシーと共に姿を消した。
出かけたときは乳母と一緒だったというイヴリンちゃんだが、森の中を歩くうちにテンションがあがり走りだしたとのこと。あっという間に視界から消えてしまったイヴリンちゃんを、乳母はどうしても見つけることができなかった。
■大規模捜査がスタート
当局の要請に応じ、約400名のボランティアが捜索活動に参加。ヘリコプターも上空を飛び、森の中や周辺をくまなく探したという。
それでもイヴリンちゃんを発見できぬまま2日が経過し「最悪の結果になったのではないか」という声もあがり始めたが、懸命に捜索していたボランティアのひとりが犬の鳴き声に気づき、「イヴリンちゃんの犬に違いない」と確信したという。