バイきんぐ・小峠が「なんて日だ!」を言わない理由 「カンペ出たらやるけど…」
『誰だって波瀾爆笑』でバイきんぐ・小峠英二が「なんて日だ」とツッコまなくなった理由を明かした…
『キングオブコント2012』で優勝し一躍人気芸人になったバイきんぐ・小峠英二と西村瑞樹。コント中の小峠の「なんて日だ!」と嘆くツッコミは彼の代名詞となっている。
29日に最終回が放送され11年半の歴史に幕を閉じた『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)では、これまで準レギュラーとして出演してきた小峠がゲスト側で登場し、前述の「なんて日だ」を使わなくなった理由について明かした。
◼大人気の小峠
結成24年目のバイきんぐ。番組制作陣からは、「的確なツッコミで場を締めてくれる」「ハゲだけど笑顔がカワイイ」と高評価を得ている。
2018~19年の年末年始テレビ出演本数では、国民的アイドルグループ・嵐のメンバー・二宮和也と同率1位に小峠が輝くなど、大躍進を続けてきた。
◼「なんて日だ」を避ける理由
『キングオブコント』優勝直後は各所で「なんて日だ」を求められ、フラれ続けた小峠だが、ある時期を境に自分からは口にしなくなったと明かした。
後輩のアルコ&ピース・平子祐希は「4年前ぐらいから、(フラレて)すげぇイヤな顔を隠さなくなった」と指摘。これに小峠は「違う。ウケないんだもん」と本音を漏らす。
「カンペが出たらやるけどウケない。カンペを出したディレクターさんも笑ってねえんだから。どこに向かって(やればいいのかわからなくなった)」と嘆いた。
◼約3割が「流行に手を出す」
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の27.3%が「興味はないが流行で手を出したものがある」と回答している。
この傾向はとくに10代男女で顕著で、ともに43%前後が流行りに流されているようだ。
テレビ制作陣は流行りだからという理由で、小峠に「なんて日だ」を乱発させた。そうして『キングオブコント』で一気に流行った「なんて日だ」というフレーズはあっという間に消費されてしまったのかもしれない。
廃れてしまった「なんて日だ」を小峠が言いたくないのも理解できるというものだ。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)