警視庁発 “一切道具を使わずに缶詰を開ける方法”に感動する…

道具を一切使わずに、缶詰を開けることなどできるのか……。警視庁警備部防災対策課が発信した情報を元に、実践してみた

いつ起こるか分からない自然災害。いざというときに冷静に行動するためにも、災害時に役立つ情報を知っておくことも大切だ。

しらべぇ編集部では、警視庁警備部災害対策課がツイッターで紹介した、「道具がないときの缶詰の開け方」を、非常時の参考にすべく実践してみた。


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■コンクリートに擦り続ける

公園の段差

警視庁警備部災害対策課によると、缶切りなどの道具がない場合は、缶詰の縁をコンクリートに円を描くようにして擦り続けることで、開けることができるという。

試しに、どこにでもありそうなこうした場所を使ってやってみたのだが……。

検証中の様子

缶とフタを接続している部分を摩擦で削ることができれば、道具を使わなくても缶を開けることができるというが、綺麗に整えられた写真のような場所では、全く削れる気配がなかった。

そのため、検証中の記者は公園でただ何かを擦り続ける不審者となってしまうことに……。

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■ゴツゴツした階段で再挑戦

ようやく汁が出てくる

その後、ゴツゴツとした階段を発見したため、再度チャレンジしたところ、すぐに缶の汁が出てきた。これが、接続部分が削れてきているサインなのだそう。

警視庁警備部災害対策課によると、5分ほど擦り続ければ缶を開けられる状態になると言うが、体感的にはそれ以上擦っていたような気がする。そして「非常用持ち出し袋には必ず缶切りを入れておこう」と固く誓った……。

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