新型コロナ陽性の看護師 「周りに感染させたかも」と思い悩み自殺
新型コロナウイルスに感染した看護師は、感染者を増やしてしまった可能性を危惧。ひどい不安感に苦しんでいたという。
■最悪の結果に
「医療チームのメンバーでありながら、現場で多くの人に感染させたかも」と思いつめたダニエラさんは、自宅にこもり回復を待つ一方で、ひどいストレスに苦しんでいたとのこと。
その結果、ダニエラさんが選んだのは闘病続行ではなく自殺。発見時の遺体の状況などは伏せられているが、「かなり悩んだ末の決断だった模様」と多くのメディアが一斉に報じた。
■悲しみの声
「集中治療室で苦しむ患者さんの様子を知っていただけに、余計につらかったのではないか」「このようなことが起きて本当に悲しい」という声が目立つ。
一方で、「実際には回復する例も多いというのに…」「疲れもあり、精神的に不安定になっていたのではないか」というコメントもインターネットに多く書き込まれている。
現地の看護協会はダニエラさんの自殺につき、「本当に悲しいことです」「激しく動揺しています」といった内容の声明を発表している。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)