渋谷・老舗古着屋の閉店理由に新型コロナの影 オーナーに話を聞くと…

東京・渋谷を長らく見守ってきた古着屋『ヌードトランプ』が一時閉店になるという。しらべぇ編集部は店を訪れ、オーナーに直撃インタビューを行なった。

2020/03/25 20:30

■新型コロナの影響も

ヌードトランプ

さらに突っ込んだ話を聞いてみると、新型コロナウイルスの影響もかなり大きいようだ。

松村氏:若い子たちが古着から離れていったのは事実ですけど、こんなに早く閉店しちゃうとは思いませんでした。うちは海外からのお客さんも非常に多いんですが、今回のコロナの騒動でパタッと客足が途絶えてしまって…。


なので、コロナがなければもっと営業できていたと思いますよ。コロナにトドメを刺された感じです。


関連記事:新型コロナ影響で相次ぐ「開催自粛」 新木場スタジオコーストの看板が話題に

■「いつまでもある」わけではない

時代の流れを寂しそうな口調で語ってくれた松村氏。記者にも経験があるが、思い出の詰まった大切な店が閉まったときに感じる「もっと通っておけば良かった」という思いほど無念なものはないだろう。

ヌードトランプ

「ずっとそこにあった店」だからといって、いつまでもそこに存在するわけではない。本当に大切な場所であるならば、小まめに通うことが何よりの「恩返し」であり、「自分たちの場所」を守る行為に繋がるということに気づいてほしい。

・合わせて読みたい→クリス松村、コロナ対策で持ち歩いているモノ 「もしものことがないとは…」

(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

【Amazonセール情報】ココからチェック!