高須院長、愛知県豊川市の「マスク返して」に苦言 「貧乏ったらしい」
高須院長が豊田市市長の「マスク返して」発言に苦言。ネットでは共感する声が相次いでいる。
24日、高須クリニック院長・高須克弥が自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大によってマスク不足になってしまった愛知県豊川市の対応に苦言を呈した。
■「貧乏ったらしい」
愛知県にある一色町(現西尾市)出身の高須院長は、愛知県豊川市が中国に「在庫があれば返してくれないかという交渉をしている」という記事を引用した形で「西原理恵子に馬鹿にされた。貧乏ったらしい。セコい」と言及。
「気っ風のよい三河人としては、穴があったら入りたい。恥ずかしい」などと豊川市市長の行動に苦言を呈した。
■2月に中国へ支援
同市は2月上旬に友好都市提携を結んでいる中国の江蘇省無錫市新呉区にマスク4500枚や防護服のセットを支援物資として送った。しかし、24日に竹本幸夫市長は「もし、在庫があれば返してくれないかという交渉をしている最中です」と発言。
3月に入り、20代の男性に感染が確認されるなど、愛知県内でも感染が拡大しはじめており、職員らのために市が備蓄していたマスクが5月には底をつくということで、返却を呼びかけたという。
■厳しい指摘相次ぐ
高須院長の「豊田市の行動は情けない」というコメントに「呆れたものですよね…」「一般人から見ても実に狡っ辛い」「危機管理能力がなさすぎるのでは?」と厳しい指摘が相次いだ。
また、「実際に返ってきても衛生的にどうなんだろう?」「あげて返ってきてってマスクあんまり使いたくないかも」と中国からマスクが返却されてもそれはそれで心配という声も多くみられた。
友好関係を結んでいるからと安易な支援を行った結果、「返却してください」と交渉しなければならなくなってしまった。自分は被害に合わないとたかをくくるのではなく、先を見据えた行動を心がけたい。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)