部屋から出てこない息子の部屋に行ったら… 予想外の行動に「ゾッとした」
『Yahoo!知恵袋』通信教育のテストをしていた息子の行動に「ゾッとした」という投稿者。悩みに、ユーザーからさまざまな声が寄せられた。
子供には何かと期待してしまうもの。とくに勉強を頑張ってほしいという親は多いのではないだろうか。子供の教育について、『Yahoo!知恵袋』に投稿されたとあるトピックが話題になっている。
■テストをする息子にゾッとした
「子供の行動にゾッとしました」というタイトルで、中学3年生の息子の教育についてつづった投稿者。通信教育のテストをやっていた息子が、いつまで経っても部屋から出てこなかったため様子を見に行ったところ、3問目まで解いたまま固まっていたという。
投稿者が「何をやっているの!」と怒ったところ、息子は「4問目がわからないから考えている」と言い、テストの残りは空白のままにしてあったようだ。
■「親としてできることの限界」
「4問目がわからないなら飛ばして5問目をやるのが普通でしょ?」と思った投稿者だが、息子は「その考えはなかった」と答えたとのこと。これまでのテストについて聞くと、息子はどうやら後回しにして次の問題に行ったことはなかったようだ。
息子は普段、アプリなどでよくある1問回答したら次の問題に行くタイプの問題をやっているため、「後回しにするという行為に慣れていないのかもしれない」と投稿者は推測。
とはいえ、わからない問題で固まる息子に「こんなことすらわからない、究極の受け身体制」と理解できないとし、「親としてできることの限界を感じました」と嘆いた。
■テストを教えるのも親の役目?
息子に対して「こんなことすらわからない」と呆れた投稿者。たしかに、自分が期待した息子が思うように成長していないと不満もあるだろう。しかし、ユーザーからは「今までそれに気付かなかったあなたにも責任があると思います」と投稿者を批判する声があがる。
また、「学習すればいいことでは?」「これからも教えてあげれば済むこと」「『時間配分が大事だよ』って言えば良いだけなのでは? そんなに嘆く話でもないと思いますけど」などアドバイスもみられた。
■「固まる」はあるある?
解けない問題で固まっていた息子だが、こういった経験はけっして珍しくないはず。しらべぇ編集者が勉強が苦手だったという女性に話を聞くと、学生時代に「問題が解けず、そこでちょっと心が折れて次の問題にいかずに固まっていたことはありました」とのこと。投稿者の件からは逸れるが、作文の授業などでも結論や途中の展開は思いついているのに最初の1行が思いつかずにずっと鉛筆を持ったまま時間を過ごしてしまった経験もあるようだ。
また、自身の子供も計算ドリルの問題が解けずにじっと固まっていたことも。そのときは「飛ばしていい」「後で解けばいい」と教えたようだ。
息子に失望している投稿者だが、長い学生生活の中ではテストの機会はいくらでもある。アドバイスにもあるように、おおらかな目で見て、優しく教えてあげることも親の役割ではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国20~60代の子供がいる男女657名(有効回答数)