新型コロナで外出控えも意外な人出 代々木公園の花見はどうなっているのか
政府による学校の休校措置と大規模イベントの自粛要請はいまだ続いているが、桜が見頃を迎える週末の景色は…
■例年よりはかなり少ない
しかし、例年、花見のトップシーズンになると、代々木公園では隙間がないくらいビニールシートが敷き詰められるのが風物詩。それと比較すると、芝生が見える状態は、通常の半分以下の人出ではないかと推測される。
花見でいつも悩みの種となるトイレの行列も、仮設トイレまで含めればほぼ見られず、新型コロナを恐れて花見を控えた人が少なくないようだ。
また、ゴミ捨て場も例年は空き缶や食べ残し、使い終わったビニールシートなどが山積みされ、ケースに入らずに周りまで溢れかえるのが恒例。
しかし、今年は夕方の段階でもかなり余裕がある状態だった。とはいえ、「使用中止」と書かれたゴミ箱に捨てるのはいただけない。
■4割が外出控える
しらべぇ編集部が、全国の10〜60代男女1,789名を対象に調査したところ、全体の43.3%が「新型コロナウイルス感染を恐れて外出を控えようと思う」と回答。
10代を除くすべての世代で男性より女性のほうが多く、また年齢が上がるほど外出自粛の意向が高いことも判明している。
21日現在、日本での感染者数は1,007人(クルーズ船除く)、世界では28万人に迫る勢いの新型コロナウイルス。感染拡大の勢いが止まらない中、いつまで・どこまで行動を控えるべきか、一人ひとりに難しい判断が迫られそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)