「安く火葬します」 遺族をだまして遺体を売り飛ばした葬儀屋を逮捕

遺体を無断で売り飛ばし儲けていた容疑で葬儀屋が逮捕された。その意外な手口とは…。

■国際問題に発展か

HIVや肝炎を患い亡くなった人たちの遺体も引き受けた親子だが、各機関に送る際に必要な書類には「病死ではない」と記入。遺族のサインを偽造し献体や遺体の一部提供に同意したとみせかけ、無断で商品として利用していた可能性が高いという。

また遺体は様々な場所に送られたといい、FBIが調査した結果、サウジアラビアの団体に売り払われた遺体があったことも明らかになった。


関連記事:コロナ関連で医師の投稿が炎上 「火葬場がいつもの2割増しくらい忙しい」は本当か検証した

■親子に対する厳しい声

詐欺行為を何年も続けていたとみられる親子を起訴した当局は、「10年ほどこのような悪質なビジネスを続けていたはずです」と親子を痛烈に批判。しかし親子は無罪を主張しており、保釈金を支払いすでに署をあとにしていると現地のメディアは報じている。

当局は被害を受けた遺族らに同情し、「苦悩は計り知れません」というコメントを発表。世間からも、容疑者らに対し批判の声が多くあがっている。

・合わせて読みたい→新型コロナ感染で女性が死亡 葬儀場が遺体の受け入れを拒否する事態

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【Amazonセール情報】ココからチェック!