「こんな私もいるんだよ」 安田レイ、最新作『Re:I』でいい意味の裏切り
安田レイが3月18日にリリースする3rdアルバム『Re:I』。底には、彼女のものとは思えない楽曲が収録されているのだとか…
■ツイッターではエゴサも?
———話を聞くと、今まではファンが求めているであろう楽曲を制作していた?
安田:はい、ちょっとありましたね。あんまりレールから外れ過ぎちゃうと「なんか違うなぁ」って言われちゃいそうだなって考えがどこかにあって。ただ「赤信号」はそれをすべて無視してます(笑)。
———でも、それが功を奏しているのか、改めて見るとタイアップ楽曲も多い。いかに多くのユーザーの心を掴んでいるかがわかります。
安田:ほんと、ありがたいですねぇ。特に「アシンメトリー」は若い世代の方に特に反響があって、ツイッターでエゴサーチとかしてても、YouTubeのコメントを見てても「わかるわかるー!」って共感してくれてて…嬉しかったなぁ。
よく「みんな恋してるなー、私も頑張ろー!」ってなってました(笑)
■はじめましての方にも
———ちなみに「Re:I」は読み方によっては「レイ」にも読めるかと。これには意味があったりするのですか?
安田:そうですね! レイとも読めるんですけど、「リスタート」という意味が一番かな。「Re:」ってよくメールの頭に付いたりするじゃないですか。
でもあれってリプライ(返信)って意味じゃなくて、「〜について」って意味なんですよ。だから、「私についてのアルバムですよ」「初めて聞く人も私のことをわかってもらえると思いますよ」って思いが込められてます!
長年応援してくれているファンはもちろん、今作を機に知ってくれた人にも届けられる作品に仕上がっていると彼女はいう。これまで安田レイのイメージを打破する「いい意味の裏切り」をぜひ体感してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・木根 大心 取材協力/<a href="https://twitter.com/yasudarei">安田レイ</a>)