海岸でエア遊具が原因不明の爆発 幼児が6メートル飛ばされ死亡
大人気のエア遊具で楽しく遊んでいた女の子が、家族の目の前で死亡する事故が起きた。
海岸に設置されたエア遊具に飛び乗り、ぴょんぴょん跳ねて遊んでいた3歳の女の子がいた。しかしその遊具がいきなり爆発。その衝撃で6メートル以上も吹き飛ばされた女の子は、頭に致命傷を負ってしまった。
■エア遊具を見て喜んだ女児
英国・サフォークで暮らしていたエイヴァ・メイ・リトルボーイちゃん(当時3歳)が、2018年7月に家族や叔母とその友人たちでビーチを訪問。そこにいくつかのエア遊具が設置してあったことから、エイヴァちゃん一行は遊具がある場所に向かった。
エイヴァちゃんはこのときドームタイプのエア遊具で遊びたがったが、ずらりと子供たちが並んでいたため断念。代わりにエアトランポリンで遊ぶことにしたという。
■エアトランポリンが破裂
エアトランポリンに乗り遊び始めたエイヴァちゃんを、母親を含む家族は目を細めて眺めていたとのこと。しかしいきなり爆音がとどろき、その瞬間にエイヴァちゃんの小さな体は6メートル以上も吹き飛ばされた。
一緒にいた人たちは「誰かエイヴァを受け止めて!」と絶叫。ビーチで働いていた女性が慌てて腕をのばしたが間に合わず、エイヴァちゃんは顔から地面に落ち動かなくなったという。エイヴァちゃんはその後に病院に搬送されたが、そのまま息を引き取った。
破裂したエアトランポリンでは別の少女も遊んでいたが、そちらは奇跡的に無傷だったと現地メディアは伝えている。