ぺこぱ・松陰寺、前向きツッコミのストレスで限界 「いつかとんでもない暴力を…」
『太田伯山』でぺこぱ・松陰寺太勇が本音を漏らして…
『M-1グランプリ』で、ボケを否定しない前向きな「ポジティブツッコミ」を披露し一躍人気者となったお笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇とシュウペイが、11日深夜放送『太田伯山』(テレビ朝日系)に登場。
どんなボケにも前向きに返し続けるポジティブなツッコミばかりが求められる現状に、松陰寺が衝撃の本音を漏らした。
◼ブレイクしたものの…
ブレイク後、すべてのボケや事象を前向きでポジティブな「ツッコまないツッコミ」で返している松陰寺。「このまま続けると、負のエネルギーが蓄積しいつかとんでもない暴力を伴うツッコミをしてしまいそうで怖い」と語る。
36歳の松陰寺は紆余曲折を経て現在の芸風にたどり着いたが、「このキャラをはじめたのがまだ1年半ぐらい前。急激なスピードで消費している」とそのうち爆発してしまいそうだと嘆きながら、本来の性格ではなく「作られたキャラ」ならではの苦悩を吐露した。
◼松陰寺の本音
爆笑問題・太田光は「これからは人を傷つけない笑いが主流みたいな風潮あったけど、あれ最悪だったよな」と松陰寺の心境に理解を示す。
松陰寺は「(自分は)人格者ではない。たくさん人を傷つけている」と本当の自分について熱弁。ポジティブツッコミはあくまでも「漫才をフリにした漫才」で優しいものを狙ってはいないと解説する。
これに講談師・神田伯山が「ベールを脱ぐの早すぎる」とツッコんだが、松陰寺は「ベールが重すぎる」と本音を漏らした。