サンド伊達、東日本大震災への思い綴る 「様々な人生が新しく生まれてもいる」
サンドウィッチマン・伊達みきおがブログで東日本大震災への思いを綴った。
■「9年。そして10年目へ」
震災当時、気仙沼でロケをしていたというサンドウィッチマンの2人。そんな彼らは、復興のため、「東北魂義援金」という寄付の立ち上げやお笑いライブを開催している。
伊達は「9年。そして10年目へ」というタイトルでブログを投稿した。今でも支援や様々な人の協力によって復興が進んでいると報告。
震災といえばやはり悪いというイメージが先立ってしまうが、「震災直後にボランティアで被災地に入って下さった方が、そのまま移住して新しい街作りに携わってくれたり、被災地に住む地元の方の人柄に惚れ、移住したり…そんな話をよく聞きます」と不幸の中にも新たな出会いや人生があると綴った。
■復興には地域格差も
9年経った被災地だが、「今や被災地とは思えない程に整備がされ、震災前の町並みを忘れるくらい復活を遂げている所もあります」としつつ、「年月が経つにつれ、地域の格差が出てきており、住んでる方々の『この町を元気にして全国からお客さんを呼ぶぞ!』という気持ちの格差が出てきている様な感じもします」と様々な意味で差が出てきていることを伝えた。
続けて「故郷を建て直すには、やっぱり地元民の力強い意志や行動力がないと難しい」と復興の難しさも綴った。
■「改めて襟を正す1日に」
「9年にもなると、震災直後には防災グッズを購入したり、お水や食料を備蓄したり…そんな事も今ではすっかり忘れてしまってる方もいると思います」としたうえで、「毎年、この日は改めて襟を正す1日になれば良いですね」と防災グッズの見直しを勧めた。
最後には「東松島市から、気仙沼へ向かいます。11日は、震災から9年の気仙沼を色々と回ります。いつも東北の被災地を気に掛けて頂きありがとうございます」として、投稿を締めた。
日本では台風や地震といった自然災害も多い。東日本大震災から9年というこの節目に防災グッズの見直しをしてもいいかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)