紗栄子、被災地支援について持論 「私たちのような人間がやるべき」

モデルの紗栄子とYOSHIが、被災地復興イベント「YOUR RESTAURANT活動報告会」に登場。被災地で感じたことを率直に吐露した。

タレントの紗栄子と、モデルのYOSHIが9日、東京・表参道で開催された被災地復興イベント「YOUR RESTAURANT活動報告会」に登場し、被災地支援の後押しを「私たちのような人間(芸能人)がやるべき」と持論を述べた。


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■「やっぱり田舎って温かい」

紗栄子

「YOUR RESTAURANT」は昨年9月に発生した令和元年台風15号で被害を受けた被災地を応援するために企画された食による復興プロジェクト。甚大な農地の被害を受けたエリアを中心に、芸能人と人気シェフがタッグを組み、地元食材や料理をPRするために活動を進めている。

すでに千葉、長野、宮城の3エリアで食のイベントが開催されており、宮城県角田市のイベントに出席した紗栄子は、「いちご農家の方や、お料理を作ってくれた地元の方など、たくさんの出会いがあった。やっぱり田舎って温かい。色々な食材や調理法を教わって料理レパートリーが増えました」と当時を回顧。

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■「横のつながりの大事さ」

紗栄子

また、意外な食材との出会いについても言及し、「現地で大きな食用アロエをかった。カットして、角切りにして、サイダーで割ったら最高でしたね。さらに削ぎ落とした皮はお風呂にいれて入浴剤代わりに。保湿、殺菌に効果的で、すべての部位を有効活用しました」と具体的に活用法を説明した。

YOSHIは「3か所すべての会場に行ったのですが、すごくいい経験ができましたね。年齢なんて関係なく地元の人と友達になれて。みんな被災して凹んでるのかなと思っていたら、被災地だということを忘れさせてくれるほど元気でびっくり。こういう横のつながりの大事さを、10代の僕らがもっと広げていかないと」としみじみ。


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■ボランティア団体も設立

紗栄子

昨年9月紗栄子は、被災地に贈る救援物資の協力をインスタグラムで呼びかけ。数日で飲み物やオムツ、トイレットペーパーなどが4トントラック15台分が集まり、自ら現地に物資を届けた。

10月には非営利のボランティア団体を立ち上げるなど、支援活動の幅を広げている。それについて紗栄子は「支援の輪が動き始めるきっかけを、私たちのような人間(芸能人)がやるべきだと思っています」と自身の考えを語った。

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(撮影・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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