飲酒運転で車両に突っ込み炎上 4人死傷させた暴走女に厳しい実刑判決
飲酒運転で若者3名の命を奪った女には、それ以前にも飲酒運転で逮捕された過去があった。
泥酔し、猛スピードを出したまま車に突っ込んだ女。突っ込まれた車は反動で前方の柱に激突して炎上し、4人死傷という大事故に発展した。
■酔った女が起こした事故
2018年3月、米国・カリフォルニア州で暮らすバニ・デュアルテ(29)という名の女が飲酒した後にもかかわらず運転。時速130キロ近くまでスピードを出しながら、赤信号で停車していた前方の車に突っ込んだ。
10代の若者たち4名が乗っていた前の車は、そのまま柱に衝突。これにより車は大炎上し、3名が死亡。1名は火傷などの重傷を負った。
■遺族の苦悩
いきなり大事な家族を亡くした遺族の悲しみは今も癒えておらず、このほど法廷に現れた被害者の父親は「自分のことしか考えない無責任な人間のせいで、罪のない子たちが3人も亡くなってしまいました」と発言。
別の被害者の父親も「私は国のため戦地で戦ったこともある人間です」「戦地での日々はまさに生き地獄のようでしたが、子供をこのような形で亡くすことに比べたら、どうってことなかったとさえ思えるのです」と語り、ひどい苦悩に耐える日々だと明かしている。
涙ながらに胸中を明かす遺族の姿に、多くの関係者が嗚咽した。