新型コロナで娘の卒業式に参加できない母親 つづった思いに反響

元フジテレビのフリーアナウンサー・寺田理恵子がブログを更新。次女の高校卒業式に参加することができなかった彼女が綴った思いに反響。

女子高生
(paylessimages/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国の学校で卒業式が中止、規模縮小となっている。学生たちはさぞ落胆しているだろうが、残念なのは保護者も同じだ。

しかし、中にはそんな悲しい出来事も学びにしてしまう人も。元フジテレビのフリーアナウンサー・寺田理恵子が綴ったブログが注目を集めている。


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■「自分のことだけを考えず…」

俳優・大浦龍宇一の妻・ゆりえを長女に持つ寺田。この日は11歳違いの次女の高校卒業式だが、新型コロナウイルスの影響によって卒業式は縮小化。保護者は出席できなくなってしまい、謝恩会などもないと綴る。

また、内容にも変化を強いられ、校歌の合唱もなし。この卒業式に対し、寺田は「子供たち、どんなに悔しいことでしょう」「母である私も寂しい気持ちでいっぱいです」と悔しさをにじませる、

だがその後、「でも、仕方のないことです」「自分だけのことを考えず、他人のことも考えることは大切です」「コロナ感染拡大予防のための自粛は、とくに若い人たちにすれば他人のためです」と続ける。

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■「帰ってくるときは、卒業生」

はっきりとしたエビデンスはまだ出ていないものの、今回のウイルスでは感染しても若者は症状が軽いことが多く、重症化しやすい高齢者らに感染させている可能性が高いと専門家によって指摘されている。寺田の言葉は、それを踏まえてのものだろう。

そして、次女を玄関で見送り「見送るときは高校生。帰ってくるときは、卒業生なんですね」と感慨深げい思いに浸りつつ、娘の門出を祝福した。

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■「泣いちゃう」と反響