母の生命維持装置を切った女が逮捕される 「苦しむ姿を見たくなかった」

大事な母親が苦しむ姿を見て、「楽にしてあげたかった」というある女。母親は女に対し、苦しい胸の内を吐露していたという。

■犯行に及んだ女

母親の人工呼吸器をオフにしたダムは、室内にあったハサミを用い生命維持装置の管も切ったとのこと。

その瞬間に機械から警告音が鳴ったため看護師が異変に気付き、ダムの母親に再び人工呼吸器を付けるなど対応に追われたという。しかしそれに要した時間がわずか60秒だったこともあり、ダムの母親が命を落とすことはなかった。


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■逮捕された女の胸中

騒動を起こしたダムは自ら通報し、経緯も含めすべてを告白。

「安楽死させようと計画して犯行に及んだわけではありません」「自宅にいるときは人工呼吸器がなくても息をしていたため、それをオフにして母が亡くなっても殺人には該当しないと思っていました」と話したダム。

「苦しむ姿を見てはいられなかったのです」とも述べ、母親に対する愛情を垣間見せたという。ダムは保釈金を支払ったが、「3月には出廷し判決を受ける」と現地メディアは伝えている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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